病院賠償責任保険等のご案内
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9廃業等により保険契約を解約する場合の注意点と手続きⅡ1.解約時のご注意点損害賠償請求がなされるおそれのある身体障害の発生等をご認識されている場合は、解約時までに、必ず書面で取扱代理店または損保ジャパン日本興亜までご連絡ください。ご連絡いただいた場合、保険期間終了後5年間はその原因・事由による損害賠償請求による保険責任を延長します。(ただし、損害賠償請求を受けた時点で、損保ジャパン日本興亜で医師賠償責任保険契約がある場合または他の保険契約等※がある場合を除きます。)2.損害賠償請求期間延長担保追加条項について廃業等により保険契約を解約する場合や、満期後保険契約を継続しない場合には、「損害賠償請求期間延長担保追加条項」の付帯をお勧めします。この追加条項を付帯いただくことにより、保険期間終了前に行った医療行為に起因して、保険期間終了後に損害賠償請求を受けた場合でも、請求期間の延長手続きを行うことで補償の対象とすることができます。延長期間は「5年」または「10年」の2種類から選択することができます。(追加保険料が必要です。)(被保険者が死亡された場合には、相続人からその旨をご通知いただくことにより相続人を被保険者とみなすことができます。ただし、死亡被保険者にかかわる損害賠償請求をうけた場合にかぎります。)また、経営形態が個人立から法人立に変更となった場合等も、被保険者が変更となりますので、本追加条項を付帯することをおすすめします。付帯にあたっては所定のお申し込み手続きが必要となります。詳細につきましては、取扱代理店または損保ジャパン日本興亜までお問い合わせください。※この保険契約の全部または一部に対して支払責任が同じである他の保険契約または共済契約をいいます。ポイント医師特約条項は、保険期間中に医師等の責任となる事故により損害賠償請求の提起を受けた場合に保険金をお支払いする保険です。したがって保険を継続しない場合や廃業により保険を解約した場合などに、廃業前の医療行為に起因する事故により損害賠償請求の提起を受けた場合、補償の対象とすることができません。(保険期間中に事故の発生を認識し、その原因・事由を知った日からその日を含めて60日以内に損保ジャパン日本興亜に書面にてご通知いただいている場合にはそのかぎりではありません。)医療過誤による事故の場合、医療行為を行ってから事故が発見され損害賠償請求を提起されるまでの間に相当の時間を要する場合が多く、保険期間終了前に行った医療行為に起因する賠償請求が保険期間終了後になされる可能性があります。廃業等により保険契約を解約される場合には、保険期間終了後の賠償請求に備え、「損害賠償請求期間延長担保追加条項」へのご加入をご検討ください。基本契約

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