日本病院会 医療法人向け役員賠償責任保険 団体制度のご案内
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1.保険の概要医療法人の役員の方々が、役員の業務として行った行為(不作為を含みます。)に起因して、役員個人に対して保険期間中に損害賠償請求を提起された場合において、役員個人が法律上の損害賠償責任・争訟費用を負担することによって被る損害に対して保険金をお支払いします。2役員等理事長、理事、監事(会計監査人)役員個人に対する賠償請求医療法人訴訟◆医療法第47条第1項(役員等の医療法人に対する責任)◆民法415条(債務不履行)第三者訴訟◆医療法第48条第1項(悪意・重過失等に関する責任)◆民法第709条(不法行為)社員代表訴訟◆医療法第49条の2(社員代表訴訟)社員代表訴訟医療法人の役員が善管注意義務や忠実義務等に違反し法人に損害を与えた場合に、社員が医療法人に代わって役員に対して損害賠償を求める訴えを提起するものです。医療法人の役員が善管注意義務や忠実義務等に違反し医療法人に損害を与えた場合に、医療法人が損害賠償を求める訴えを提起するものです。医療法人訴訟第三者訴訟医療法人の役員が第三者(取引先等)に損害を与えた場合に、第三者が民法第709条や医療法第48条を根拠として損害賠償を求める訴えを提起するものです。雇用慣行賠償医療法人の役員が、法人の役員としての業務につき行った「雇用上の差別」「不当解雇」「セクハラ、パワハラ」により、役員に対してなされた損害賠償請求を補償するオプションです。医療法人に対する責任第三者に対する責任オプション◆「社員代表訴訟」については法律上、医療法人社団のみに規定されているため、医療法人財団については「代表訴訟」リスクはありません。【医療法人の役員を取り巻くリスク】【ご注意】本保険は「役員個人の賠償責任」を補償する保険です。「役員個人の賠償責任」以外の『医療法人の賠償責任』等は補償されません。

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